こんにちは。
しみ抜き&水洗いのファッションクリーニングSuzuki. 広報担当ののです。
ファッションクリーニングSuzuki.は、1966年に初代鈴木龍夫がパリークリーニング商会
として、現在地に創業したのが始まりです。
その後、紆余曲折の末、初代の孫である現代表の鈴木龍也が、店舗を譲り受け、
2013年に、ファッションクリーニングSUZUKI.として、開業しました。
現在は、店舗老朽化のため、2015年に新築改装した店舗で営業しています。
さて、ファッションクリーニングSUZUKI.では、「しみ抜き&水洗いの」と強調している通り、
しみ抜きを得意としており、衛生面から水洗いを推奨していますが、クリーニングと
言えば、「ドライクリーニング」を想起するのが一般的ではないでしょうか。
ドライクリーニングのはじまりは、なんと古代にまでさかのぼります。
古代ポンペイの遺跡では、繊細なアイテムを洗うための方法が記されていたようです。
プロの衣類洗浄士がおり、アンモニアやフラー土などの溶剤を用いて、ウールなどの
繊細な衣類を洗っていたそうです。すごいですね!
ポンペイには洗濯屋さんの遺跡も残っているんですよ!
(ちなみに写真はポンペイ遺跡ではありますが、洗濯屋さんではありません。)
現代のドライクリーニング誕生のきっかけは、たまたまテーブルにあったランプのオイル
をこぼしてしまったこと、と言われています。
その時に、リネンクロスの汚れが瑕疵なく除去されたのを見て、研究が進み、19世紀に
商業化に成功しました。
(当店のドライクリーニング機械❣️フッ素系の溶剤を使用!衣類に優しい溶剤です。)
当時の衣料素材は、親水性の天然素材だけでした。
親水性の素材は、原則としてドライクリーニングによる形状や染色の影響を受けません。
そう言う理由で、ドライクリーニングの需要は一気に高まったのです。
ところが時代は下って1960年代にポリエステルをはじめとする化学繊維が量産される
ようになりました。
1990年代以降には、ポリウレタン樹脂などの化学樹脂を使用した各種の加工や、
ストレッチ素材・顔料による染色加工などが開発されるようになりました。
こうした新しい衣料素材には親油性の素材であることが多く、今度は逆に、ドライ
クリーニングの影響を受けることとなりました。
そこで出てきたのが、単なる洗浄ではなく、仕上がり時の風合いやシルエットを重視した
テキスタイルケアと言う考え方です。
衣類に使われている素材を見極め、仕上がりまで考慮してメンテナンスする事が、
末永くお使いいただくためには必須です。
「お客様にとって何物にも代えがたい大切な衣類をどこよりもキレイな状態に戻し、
末永く大切に使っていただくこと」が初代より受け継いでいる信条です。
現代は、衣類の素材も多種多様です。
これからも、未知の素材は出てくるでしょう。
日々勉強ですね。
Suzuki.の技術の秘密を知りたい!!と気になった方はこちらまで♥
直接、声が聞きたい方は、090-8425-8392へお電話お待ちしてます。